ホビイストを惹きつける「SIG SAUER P226R」とは
KSCが手掛けるガスブローバック「SIG SAUER P226R」は、実銃のP226(Mk25)が米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ(Navy SEALs)」に採用されていた実績を持つことで知られている。この経歴を聞くとホビイストの血が騒ぐはず。
KSCモデルは、実銃が持つシャープなフォルムと、特有のデコッキングシステムを忠実に再現しているのが最大の魅力。
スライドを引ききらなくてもハンマーを安全に戻せるデコッキングレバー操作は、ガスブロならではのリアルな操作感を提供してくれる。
P226Rの「R」はレイルを意味していて、フレーム下部には20mmのアンダーレイルが標準装備。なので、ウェポンライトやレーザーモジュールといったタクティカルギアを即座に装着できる。
グリップは握りやすいと感じる人が多く、グローブ装着時の操作性も良好と評されている。
俺も特殊部隊装備を組むときは、このP226RをLBT(London Bridge Trading)のレッグホルスターに収めている。
その際、KSCのP226Rは実銃採寸に近いサイズ感なので、実物系のホルスターにも収まりやすい点も評価が高い。ただ、メーカーや個体差で調整が要る場合もあるので注意しよう。
剛性の高いHW樹脂(ヘビーウェイト)スライドを採用しているモデルなら、手にしたときのズッシリとした質量感も最高にリアルだ。
フィールドでの作動性を検証!千葉の冬のサバゲーでも戦えるか?
ガスブローバックガンを使う上で、最も重要で、そして悩みの種になるのが作動性、特に低温下でのパフォーマンスだ。
俺の活動拠点である千葉県内のフィールドは、冬場になると早朝は気温が10℃を下回ることも珍しくない。
一般的なフロンガスを使うガスガンは、マガジンが冷えると急激にパワーダウンし、最悪ブローバックしなくなる。
だが、KSCのP226Rは、他のガスブロと比較しても冷えに強い部類に入る印象だ。
(ただ、低温では他機種同様に温度管理の影響を受けることを念頭に置こう)
その理由として、KSC独自のシステムにあると言える。
他社のモデルに比べて、ブローバックエンジンの設計が効率的なのか、低温下でもガスをしっかりと使い切り、キレのあるブローバックを維持してくれることが多い。
もちろんピストルなので発射はセミオートのみ。連射すると冷えは出るが、休ませつつ運用すれば冬場でも実用になる。
外装を徹底強化!P226Rのカスタムパーツと高い拡張性
P226Rは、内部カスタムはもちろん、外装カスタムのポテンシャルが非常に高いのも魅力だ。特殊部隊仕様を再現するなら、まずマストなのがウェポンライトの装着だろう。
レイル対応のSureFire X300やStreamlight TLR-1などを装着するだけで、一気にタクティカルな雰囲気が出る。
ちなみに俺は夜戦やインドア戦を意識して、コンパクトなウェポンライトを付けている。
また、サイドアームのカスタムとして見逃せないのがサイトの強化だ。ドット搭載は、リアサイト基部に装着するマウントプレート方式が現実的。KSC用は製品が限られるので、適合表を要確認だ。
さらに、実銃でも行われるスライドの軽量化を目的としたカスタムパーツを組み込むことで、よりシャープなブローバック作動を実現することも可能だ。
これらのパーツは、単に性能を向上させるだけでなく、俺たちのこだわりを反映させた「俺だけのP226」を完成させるための重要な要素だ。
P226Rは、基本性能の高さと拡張性の両面で、ホビイストの要求を確実に満たしてくれる、最高のサイドアームだと感じている。

