アクセスと駐車環境
バイクで移動することを前提とする場合、フィールド選びで駐車環境は真っ先に確認すべき重要なチェックポイントだ。
公式サイトやSNSで「バイク専用の駐輪スペースがあるか?」「駐車料金はかかるか?」をチェックするのは当然として、バイクが停められる場所が屋根付きかどうかまで確認しておきたい。
雨天時や炎天下での装備の準備・撤収作業の快適性に直結するからだ。
車やバイクでの遠征を前提とするなら、フィールドが主要な高速道路のインターチェンジから近いかどうかも重要だ。
できれば、アクセス道路が未舗装の悪路ではないか、渋滞しやすい場所ではないか、といった地理的な要因まで分析したほうが良い。
特に、オフロードバイクならまだしも、オンロードバイクで行く場合は、道中の安全性も考慮すべきだ。
このアクセス性と駐車環境の信頼性が、遠征の可否を分ける最初の関門だと言える。
設備の充実度
サバゲーは一日がかりのスポーツだ。ゲーム中のリアルさだけでなく、休憩時間や準備・撤収時の快適性もフィールドの評価を決定づける。
設備の充実度を評価する際は、休憩所、セーフティエリア、シューティングレンジの3点をチェックしたい。
まずセーフティエリアがどれだけ広くて清潔か。
屋根や日陰の有無をはじめ、席数や荷物置きスペース、季節に応じた送風or暖房、できれば銃口管理の導線を確認しておきたい。
電源は有無だけでなく利用ルールをチェックしておこう。現場充電を前提にせず、予備バッテリーやモバイル電源を用意しておくと安心だ。
次に、シューティングレンジ。
距離は20〜30mが一般的で、30〜50mあるとゼロイン(サイト調整)や弾道確認がしやすい。
弾道を追いやすい標的やバックストップか、風の影響が少ない射線かどうか、安定した射座(ベンチ/サンドバッグ等)の有無も確認しておくと良い。当日のエアガン調整、特にHOP(ホップ)調整に直結するからだ。
さらに、トイレや更衣室、シャワー設備の清潔さや数も重要。
これらの設備が整っているフィールドは、運営体制がしっかりしており、結果的にレギュレーションも厳格で安全性が高い傾向にある。
シチュエーションのリアルさとゲームシステム
フィールドのシチュエーションも妥協できないポイントだ。ただの森林ではない、「廃墟」「市街地」「バリケードが配置された複雑なCQBエリア」など、装備が映えるリアルな戦場を求めている人も多いだろう。
向かう前に、公式サイトの写真やYouTubeのプレイ動画で、バリケードの質感やフィールド内の遮蔽物の配置密度を確認しよう。
フィールドが採用しているゲームシステムも重要だ。
フラッグ戦や殲滅戦だけでなく、特殊部隊のミッションを模した「人質救出」や「爆弾解除」といったシナリオ性の高いゲームを提供しているか。
これらの特殊なゲームルールは、個々の装備の機能性や、チーム連携といった戦術を試す最高の機会となる。
シチュエーションの作り込みが深く、多様なゲームを提供しているフィールドこそ、ホビイストが満足できる場所だといえる。
レギュレーションとスタッフの対応
最も重要なのがレギュレーション(ルール)の厳格さとスタッフの対応だ。
レギュレーションが甘いフィールドは、パワーオーバーの銃の持ち込みや、ゾンビ行為(被弾を認めない行為)が緩くなりがちで、安全性が損なわれるだけでなく、ゲーム自体の楽しさが激減する。
公式サイトにジュール(Joule)や初速の規定が明確に記載されているか、貸し出し用の弾速計が常備されているかを確認しよう。
問い合わせた際、相手からの返信速度や、スタッフのブログ・SNSでの発信内容から、フィールド運営の熱意やプロ意識を感じ取ることもできる。
プレイヤーの安全と、純粋なゲームの楽しさを守ってくれるのは、最終的には現場のスタッフ。彼らがしっかりと運営しているフィールドを選ぶことが、最高のサバゲー体験への近道だ。

